明日の朝、最後の点滴で手の針ともサヨナラ。
(今日も紆余曲折あり、左手の甲におちついた)
これからまた夜の点滴。がんばろ。
点滴と血液検査のたびに、3回刺し間違いされるなんてザラ。
それでも最終的には右肘関節の内側部分で丸く収まる。
が、入院中は、関節に刺すのはNGらしい。
今回も両手の甲に一個ずつ刺されたうえで、利き手の手首の横という、微妙なポイントに針を固定された。
こうして、起きている間じゅうずっと点滴を打ってる。
トイレまでつれてく。どこ行くのにもつれてく。
----
おかげで、熱は下がったし痛みも引いてる。
点滴くんのおかげ。
でもやっぱり、手首しんどいわ。
ありがたいけど、はやくさよならしたい。点滴くん。
はじめての入院食...これがうわさの!
喉が痛かったので、五分粥食だったのですが。
味気ない! もとい、味がない!!
今日、お昼から通常のご飯にもどしてもらいました。
筑前煮に卵豆腐に味噌汁。
あら、なかなかいけるじゃないの。
いずれにせよ、旦那の差し入れ、梅ゆかりが抜群の威力を発揮したことはいうまでもなし。
今回訪れたのは、5日の陶器市最終日でした。
あいにくの曇り空だったけれど、たくさんのひとで賑わっていました。
今回は、丼や焼き魚用の皿など、300〜500円の手ごろな量産品の器を中心に購入。
あとは、作家ものとしてご飯茶碗とスープボウル、
旦那用のマグカップを買いました。
これは、お尻がかわいくて買ったスープボウル。
お味噌汁から野菜スープまで、毎日重宝してます。
益子にくる前、Twitterで、益子もまた東北大震災の被害にあい、
商品が数多く破損し、窯もたくさん崩れたと聞いていました。
テントで器を売っていた、若い窯元の三代目に
震災の影響について話を聞いてみたところ、
「うちも、祖父の時代に使われていた登り窯が
くずれてしまいました。
ここらの登り窯はほぼ全滅ですね」
ふと、さみしげな表情。
商品もかなり壊れてしまったけれど、
なんとか、あるもので陶器市に出展したんです、とのこと。
がんばってください、また来ますと伝えると
「ありがとうございました。
どうぞ楽しんでいってください」
日焼けした肌に白い歯をみせ、
笑顔で見送ってくれました。
こうして、わが家につれかえってきた
益子焼の器たち。
益子焼は土が柔らかく欠けやすいので、
扱いは慎重に。
震災を力強く乗り越えようとする
陶芸の里の思いごと、
ていねいにていねいに使っていきたいと思います。